ボクシング始めるにあたり、用意した物をいくつか紹介します。
必要なものは意外と少ない
ワタクシが入会を決めたジムは、徒歩で6、7分程度の所だったので、ほぼ何も考えずに見学に行き数分眺めたあと、その日のうちに体験入会をお願いしました。
体験入会の時点では、動きやすい格好で、という程度だったのですが、いざ入会となればそれなりに道具を揃えねばなりません。
そんなわけで、ワタクシが購入したものを紹介。
バンテージ
まずはバンテージ。
これは拳や手首を保護するために巻く物。プロの試合では完全に包帯のような形態の物を用いますが、アマや練習用は親指を通すループや留めるためのベルクロ(マジックテープ)が付いているのが一般的なようです。
体験入会の時はジムに置いてあった物をお借りしましたが、入会したら自分用が必要になります。
スポーツクラブの格闘技クラスでは軍手だったりしますが、さすがにボクシングジムとなるとそうはいかないみたいです。というか、軍手は拳や手首の保護が目的というより、単にレンタルのグローブのニオイ対策程度の物なのでしょう。実際、初心者のウチは軍手でも問題なさそうですが、せっかくだしバンテージを巻きましょう。気分も違います。
というわけで買いました。
練習用と言っても、伸縮タイプと非伸縮タイプがあり、さらに長さもまちまち。どれを選んで良いかわからず、とりあえず何も考えずに安いのをアマゾンで。
品質には問題はなかったのですが、これが若干短かったようでした。女性や手の小さい人なら問題なかったのかな? 別途ゲルパッドなどを用意するなどして、拳部分の保護をそちらに任せて手首の固定に重点を置いた巻き方をすれば問題なさそうではありますが。
実際に使ってみた所、やっぱりイマイチ芳しくない気がして、この失敗を踏まえて買い直すことに。ガッデム。
バンテージは消耗品らしいので、これはこれでとっておく事にします。
今度は長さを気にして5mの伸縮タイプをば。これもお安かったです。
今度のは伸び過ぎ&柔らかすぎな気もしたのですが、長いおかげで巻き方をいろいろ工夫できるので大丈夫のはず。
ちなみに、バンテージの巻き方は決まったやり方があるわけではなく、自分が保護したい部分を考えていろいろアレンジする物のようです。
海外にはバンテージを巻く専門の人もいるらしいですよ。
シューズ
お次はシューズ。
運動靴ならなんでも良いというようなことを言われたのですが、そもそもワタクシの室内用のシューズが運動靴でなかったので、新たに用意することにしました。
今までスポーツクラブで履いていた靴は、実は四輪車用のレーシングシューズ。昔履いてたシューズは、車内に置いといたらカバンごと盗まれてしまい(オープンカーの屋根を下ろした状態で停めてたので、車内というか車外?)、使ってなかったレーシングシューズを転用してそのまま使っておりました。
ソールが薄くて踏ん張りは効くのだけど、運動用には少々重いのと、滑り止め加工がほとんどない物なので、汗で濡れると滑って少々危ない。
調べてみると、レスリング用のシューズが良いらしいとの事。
ボクシングの動作では、地面を踏み込む事が多いので、ランニングシューズ等ではソールのクッション性がかえって仇になるようです。
レスリングシューズはクッション性はほぼゼロなので、ランニング等の用途には全く向きませんが、その分踏ん張りが効き、さらに軽い。
そしてとってもお安い。高い物もありますが、これも一先ずはお安い物で問題なさそう。
グローブ
これは基本的にレンタルでも大丈夫なようでしたが、衛生面を考えて自分用を用意することにしました。
そしてまた選び方の問題が。
会長さんに聞いた所、「好きなのを用意すればいいよ」と。
パンチンググローブだけでずっとやってる人もいるそうですし、ボクシンググローブ(オンスグローブ)を持ってきてる人もいるそうです。
アラフィフですと、年齢制限の関係でアマチュアでも公式の試合はできませんし、もうホントになんでも良いっぽいです。
ジムでのスパーリングや、スパーリング大会ではレンタル物で問題なさそうです。
そんなわけで、ワタクシは見た目重視でVENUMというメーカーの10ozをポチりました。
10ozにしたのは、気分。ワタクシの体格だと、試合では10ozが使われるので、気持ちを盛り上げるために、です。
どうせ試合はしないのだから、パンチンググローブで良さそうではありますが、やっぱりほら、カタチから入ると気合も入るという物です。
まとめると
今回用意したのは
- バンテージ
- シューズ
- グローブ
の、以上3点。
ウェアに関しては、Tシャツとハーフパンツだけなので、新たに購入したものはなし。
ボクシングは、初期費用は意外とかからない、アラフィフのおっさんが始める趣味としてはなかなか良さそうです。
「趣味は?」と聞かれて「ボクシングやってるんですよ」と答えるのも、ちょっと格好良いんじゃないですかね。