大きく2通り

ロゴ制作のやり方として、予算や納期で大きく二通りのパターンを設定しています。

まずはヒアリング

ざっくりとした予算感を伺います。
大きな企業や、過去にデザインを外注した事のある企業なら「いくらまで」というようにはっきりと言ってもらえるのですが、そうでない場合は、とてもふんわりした感覚でお話を受ける事がほとんどです。
なので、予算「感」
1万円が1万2000円になる~ とかならまだしも、5万円のつもりが20万円でした、というのではさすがに無茶な話です。なので、ざっくりとした「感」。

で、納期や予算に余裕がある場合とそうでない場合で、取り掛かり方も大きく2パターンに分かれます。

余裕がある場合

ヒアリングの時に聞き出したワードから、まずはラフを20パターン前後作ります。
ここでは大まかな方向性の確認がメインなので、ホントのラフか、モノクロでせいぜいバランスとモチーフが分かる程度の状態にします。
この段階であまり完成度の高い物を持っていくと、色や仕上がり方に引っ張られて本来確認してほしい部分が見えなくなってしまうからです(この辺りはノリでやってる部分があるので、そのまま出すと勢いで作り込んだ物が混じってしまうのです……)。

そこから5パターンほどに絞り、ブラッシュアップしていきます。
この段階で色も付くけど、あくまでヒアリング時に聞いたトンマナの確認に近い感覚。

2パターンまで絞ります。
ただし、他の没スケッチも眺めながら、ピンと来る物があればそちらに切り替えて再度提案したりもします。
そしてさらにブラッシュアップ。完成時のイメージにかなり近い物を確認してもらいます。

最終案を煮詰めます。
ここまで来ると、バランス調整や色の微妙な違いで数種類並べる感じになってきます。
「なにが違うの」「いや、ここの角の丸め方が…」とかそんな感じ。
あとは時間の許す限り微調整。
晴れて納品。やったね。

余裕のない場合

ヒアリングの段階で、かなり細かく伺います。
打ち合わせの回数も少ない場合がほとんどなので、ヒントになりそうな事をとにかく集めます。

ラフは5パターン程度。この時点でそれなりに見栄えのする状態にしていきます。
手持ちのストックをリメイクして出す事もあります。

この時点で最終案を決めてしまい、あとはブラッシュアップ、という感じになります。

 

他にも、Webサイト制作のオプションとして受ける場合などは、上記の中間のようなやり方をする事もあります。
その辺り、決まったやり方がないフリーの強みとも言えます。

これは、静岡大学情報学部行動情報学科梶原研究室様のロゴを制作した時のスケッチです。パターンとしてはまさに『中間』です。

こういうお仕事もやってますよ、というお話でした。
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