おっさんがボクシングを始めた話
突然ですが、40代半ば過ぎてボクシングを始めました。
昔はね、そう昔は……
事の発端は、鏡を見てあまりの体型の崩れに唖然とした事から。
ワタクシ、普段から体重体重言ってるだけあって、結構重いのです。むしろ、男の体重が身長マイナス100を切るのは情けないと、あちこちで吹聴しておりました。
「脱いだらスゴいんです」とは死語になるどころか、一般的な日本語として使われるようになって久しいくらいですが、まあ結婚直前まではマッチョで通ってたくらいですし。
結婚後は凄い勢いで衰えていくのは認識していはいたのだけど、健康診断で体重やウエストサイズからメタボに注意と言われても、体脂肪率や中性脂肪の数値は収まってるんだし、気にする事はないと思っておったのですが……。
鏡の前に立つ見知らぬ男の姿にびっくり。誰だコイツ。いやコイツ俺だ!(写真はありません)
それが今じゃ
いくらなんでもこりゃマズい。
お義父さんから着物を頂いた時も、何度も「太ってるから着物が似合う」と言われまして。ワタクシ自身はそんなに気にしていなかったのだけど、こっそり嫁ちゃんが気にしていたようで、
嫁ちゃん「運動したら?」
と。
そんなわけで、ご近所のボクシングジムに通うことにしました。
そして始めたものの
言うてもワタクシ、若かりし頃は空手だキックだなどとやっておりまして、内心「余裕だろwww」とたかを括っておりました。
それがまあアンタ。パンチを打てば、腰の勢いでお腹の脂肪が左右にスライド。拳よりこっちをぶつけた方が強いんじゃないかってくらいに。
縄跳びを飛べば、土踏まずが疲れて縄の太さ分(5mmくらいか?)も飛べなくなる始末。
あ、あかん……
この体たらく、夏くらいまでには普通に動けるようになるのでしょうか。